『岩崎史奇のコントな文学』

 『笑い』と『人間』を書いているコント文学作家です!

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。前世占い編』


『今日も世界で誰かが虚しくなっている。前世占い編』


「おい、さっきの聞いたか?

うつけの信長が一人称を『ワシ』から『余』に変えてたぞ。

『余』って完全に天下人を意識して変えてきてるよね。 

10年早えーよバカ野郎が。

急に「おい、光秀。余は…」って話し始めたから笑いこらえんの必死だったわ。

武田を滅ぼしていよいよ天下統一が現実的になって最近調子乗ってんだよなぁ、アイツ…

マジで長篠の合戦で使った鉄砲で後ろから信長の頭撃ち抜いてやろうかなぁ…

そしたら俺が天下人じゃい!」



「悪口言ってたのが信長にバレて、張り付けにされて槍で全身メッタ刺しの処刑後にさらし首になった織田家の家臣があなたの前世です」


「ヤダなぁ…」


『今日も世界で誰かが虚しくなっている』