コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い①』
「毎日22時に就寝して5時起床です」
「年寄りかよ。
25歳でその生活リズムはまだ早いぞ鈴村」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い②』
「風呂上がりは白いバスローブ着てブランデー飲んでます」
「せめて40過ぎてからやってくれ鈴村」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い③』
「せーので持ち上げるぞ鈴村」
「はい」
「せーのっ」
「よっこいしょういち」
「25でよっこいしょういちはまだ早いぞ鈴村」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い④』
「等身大だと200万以上するのかぁ…」
「何の値段だ?」
「自分の銅像作ろうと思って…建設の見積り額です」
「普通は死んでから他人が建てるんだよ」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑤』
「最近…若者が一生懸命に何かを頑張っている姿を見ると…キラキラ眩しくて涙が出てくるんです」
「はじめてのおつかい観て泣くおじさんか?
涙腺バカになるのはまだちょっと早いぞ鈴村」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑥』
「課長。100人斬り達成しました」
「その年齢で経験人数100人かぁ…いいなぁ…」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑦
「あだ名ですか?地元では『後家殺し』の異名が付いてます」
「その若さで地元の未亡人達を悦ばせて虜にしてきたのかぁ…」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑧
「それ何だ?」
「バイアグラです」
「バイアグラ使うのはまだ早くないか?
俺はまだバイアグラなんて必要ないぜ鈴村」
「1日に何人か相手にする事もあるんで…」
「お前には敵わないよ。鈴村」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑨
「課長。再婚しました」
「25で再婚か。おめでとう鈴村。
俺は43でまだ独身だよバカヤロー」
コントな文学『イケメン会社員・鈴村快人(25歳)はまだ早い⑩
「課長。不倫がバレて3ヶ月で離婚しました」
「祝儀代返せバカヤロー」