『岩崎史奇のコントな文学』

 『笑い』と『人間』を書いているコント文学作家です!

コントな文学

コントな文学『金持ち(成金)の遊び』

コントな文学『金持ち(成金)の遊び』 タレントの卵、売れてないグラビアアイドル、パパ活してる女子大生、六本木や西麻布界隈でギャラ飲みしてるモデルなど、お金で集められる100人の美女と日本武道館を貸し切って柔道大会を開催した。 お金で集めてお金で…

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。6月の花嫁編』

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。6月の花嫁編』 同じ日に、 同じ病院で産まれて、 実家も隣同士、 そんな運命的な幼馴染の女の子と、 お互いに初恋が実って、 恋人になって、 大人になって、 僕のフィアンセになって、 6月の花嫁になる君が、 そして…

コントな文学『百年の恋も冷める時』

コントな文学『百年の恋も冷める時』 スレンダーな体型に整った美しい顔立ちと、黒髪のロングヘアーが似合う君に、僕は一目惚れした。 付き合って1年を過ぎた初夏の頃、君は長い黒髪をバッサリ切ってデートの待ち合わせ場所に現れた。 あまりにも髪をバッサ…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。下に見てますか?編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。下に見てますか?編』 「炎上系とか迷惑系のYouTuberを人として、下に見てますか?」 「いえ、下に見てないです」 『今日も世界で誰かが嘘をついている』 * 「1年通して全身ユニクロコーデの人、下に見てますか?」 …

コントな文学『初任給と母さんの涙』

コントな文学『初任給と母さんの涙』 初任給で両親に何かプレゼントをと思い、5月の父さんと母さんの結婚記念日に母の日のギフトと合わせて贈る事にした。 就職を機に都内で一人暮らしを始めたので、時間指定で宅配を届けたから受け取るよう両親に伝えて、…

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。前世占い編』

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。前世占い編』 「おい、さっきの聞いたか?うつけの信長が一人称を『ワシ』から『余』に変えてたぞ。『余』って完全に天下人を意識して変えてきてるよね。 10年早えーよバカ野郎が。急に「おい、光秀。余は…」って話し…

コントな文学『ファーストキスだったのに』

コントな文学『ファーストキスだったのに』 大学のゼミの飲み会終わりの帰り道、突然唇を奪われた・・・ファーストキスだったのに。 ファーストキスだったのに、いきなり舌を入れられた。 ファーストキスだったのに、上の歯も下の歯も舐められた。 ファース…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。ゾンビ編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。ゾンビ編』 俺達が通う高校にゾンビが現れた。 逃げ遅れたクラスメイトの女子の高田さんがゾンビに噛まれてしまった。 高田さんが少しずつゾンビに変化し始める。 小学校から同じ学校に通っている親友の松永功太郎が高…

コントな文学『田中明彦のピーク』

コントな文学『田中明彦のピーク』 田中明彦13歳の春。 学校から帰宅中に道端で倒れている妊婦を発見し、救急車を呼んだ。 迅速な対応のおかげで、妊婦は搬送先の病院で無事に女の子を出産し母子共に助かった。 翌日、田中明彦は学校で先生に呼び出されて校…

コントな文学『すべてのホームシッカーに花束を』

コントな文学『すべてのホームシッカーに花束を』 上京して足立区の北千住で初めての一人暮らし。 俺はホームシックになった。 土曜日に引っ越してきて今日が水曜日で一人暮らし5日目。 土曜の夜は初めての一人暮らしに浮かれて楽しく過ごしたが、人生で初め…

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。新しい歌のお兄さん編』

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。新しい歌のお兄さん編』 かつて、私が心の底から愛した男。 そして、心の底から憎んだ男。 幼児向け番組に出演している新しい歌のお兄さんは私を弄んで踏み躙った男だった。 5才の娘の優花がテレビに映る新しい歌のお…

コントな文学『それでも、夕焼けは綺麗だった』

コントな文学『それでも、夕焼けは綺麗だった』 17歳。 片思いだと思っていたけど両思いだった。 高嶺の花のクラスメイトが初めての彼女になった。 初デートは放課後デート。 マック行って、プリクラ撮って、自転車二人乗りして、公園のベンチで一緒に夕焼け…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。マジックミラー号編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。マジックミラー号編』 マジックミラー号? マジックミラー号って何だい? え?アダルトビデオの企画物? 僕はそういう下品な類のものは観た事が無いから知らないよ。 本当だよ、アダルトビデオなんか観たこと無い。 進…

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。卒業式編』

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。卒業式編』 私が6年間通った小学校の卒業式が行われている。 「卒業証書授与」 五十音順に卒業生が校長先生から卒業証書を授与されていく。 そして私の順番が来た。 私は卒業証書を受け取る際に気になってしまった。 …

コントな文学『ベーブ・ルースや軽自動車の所有者のように』

コントな文学『ベーブ・ルースや軽自動車の所有者のように』 元気になってまた大好きな野球がしたい。 その為には手術を受けて病気を治さなくちゃいけない。 でも手術の成功確率は30%だ。 手術を受ける勇気が出ない僕の病室に現れたのは、ベーブ・ルースの…

コントな文学『あの日、僕には勇気が足りなかった』

コントな文学『あの日、僕には勇気が足りなかった。相方編』 「紹介するね。こいつ、俺の相方のミサ」 「そういう芸人みたいに彼女の事を相方って呼んじゃうノリ、見てるこっちが恥ずかしくなってくるよ」って友達じゃない大学の同期に言えなかった。 あの日…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。性欲モンスター夫婦編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。性欲モンスター夫婦編』 「ねえ、最近ダンナとしてる?」 「う〜ん…月に1回あるか無いかかなぁ…」 「ウチは週1ペース」 「マジで?めっちゃ愛し合ってんじゃん。ウチなんか下の子ができてから1回もしてないわ。完全に…

コントな文学『心配性 in サンポートホール高松』

コントな文学『心配性 in サンポートホール高松』 僕は心配性だ。 心配性な僕は今日、ヒット曲が1曲だけのシンガーソングライターのライブに来た。 有名なヒット曲が1曲しかない。 しかも3年前の曲なのに地方の1500人キャパのホールが埋まるのか心配していた…

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。一人娘編』

『今日も世界で誰かが虚しくなっている。一人娘編』 一人娘の彩が幼稚園の年長さんになる年に妻の亜希子が他界した。 それから20年。 まるで死んだ亜希子の生き写しのように彩は美しい女性に成長した。 そして男手一つで大切に育てた彩は昨年、義理の息子に…

コントな文学『憧れていたプロポーズ』

コントな文学『憧れていたプロポーズ』 石﨑将太33歳。 高校卒業後、青森から上京して寿司職人になり10年以上が経過した。 俺はついに明日、小さいながらも夢だった自分の店を出す事になる。 まるで一国一城の主になった気分だ。 オープンを前日に控えた店内…

コントな文学『芥川賞作家なのに親近感』

コントな文学『芥川賞作家なのに親近感』 芥川賞を受賞した小説家なのに・・・ マジで? 信じられない・・・ 家の本棚にマンガしかないじゃん。 しかもドラゴンボールとワンピース全巻揃ってんじゃん。 王道中の王道じゃん。 芥川賞とか純文学って、難しそう…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。菜子ちゃんからの質問編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。菜子ちゃんからの質問編』 「どうしてママはパパと結婚したの?」 5才になる娘の菜子からの質問だ。 6年前、私は付き合っていた彼氏に二股を掛けられていた事が発覚する。 加えて仕事でも大きなミスをして私の心はボロ…

コントな文学『ファーストキス』

コントな文学『ファーストキス』 クラスメイトの亮君と付き合って3ヶ月。 デートは毎週末している。 でもまだキスはしていない。 高校3年生同士が付き合って3ヶ月よ? さすがにもうキスしてOKでしょ。 3ヶ月付き合ったら無理矢理押し倒してキスしても文句言…

コントな文学『もったいないおばけと新人記者』

コントな文学『もったいないおばけと新人記者』 こんにちは、もったいないおばけです。 お前、何で俺が現れたか分かるか? そうか、分からんかぁ… 新人記者のお前は本来行く筈だったベテラン記者が体調不良で、代わりに急遽アメリカに行って大谷翔平の記者会…

コントな文学『占い大好き吉沢花(39)奇跡が起きる1日前』

コントな文学『占い大好き吉沢花(39)奇跡が起きる1日前』 手相、人相、西洋占星術、タロットカード、四柱推命、六星占術、九星気学… あらゆる占いで今年の恋愛運と結婚運が私の人生で最も良い年だと出ているのに… もう12月30日でっせ? 何も起こらないまま今…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。先輩、全部嘘ッス編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。先輩、全部嘘ッス編』 クリスマス、今年も1人だけど淋しくないッス 特別な日だって思ってなくて12月25日も感覚的には6月25日と同じッス 好きな女子いないッス 今は恋愛とか興味ないッス 彼女いない方が楽ッス 男友達と…

コントな文学『地獄すぎる』

コントな文学『地獄すぎる』 「もうっ、こんな所で触ってこないでよ」 「大丈夫だよ、裕貴寝てるから」 確かに僕は夕食後、リビングのソファでテレビを観ながらウトウトと寝落ちしてしまったようだ。 だけど、両親の会話が聞こえて目が覚めた。 「なぁ、ちょ…

コントな文学『話が入ってこなかった』

コントな文学『話が入ってこなかった』 通り雨の帰り道、私は密かに憧れていた同じ大学に通う斉木先輩と歩いていた。 雨が上がって南の空に虹が掛かった。 「虹ってね、雨上がりや水しぶきが飛び散るときに見ることができる自然現象で、光が雨滴や水滴に当た…

コントな文学『もったいないおばけと贅沢な時間』

コントな文学『もったいないおばけと贅沢な時間』 はじめまして、もったいないおばけです。 なんで俺がハワイまで来たか分かるか? そうか、分からんかぁ… お前はハワイに来て3日間、ビーチで読書と昼寝だけして過ごしてる。 買い物は?観光は?スキューバダ…

『今日も世界で誰かが嘘をついている。こ、こんなの初めて編』

『今日も世界で誰かが嘘をついている。こ、こんなの初めて編』 す、凄い上手♥ お、大っきい♥ は、激しい〜っ♥ こ、壊れちゃう〜っ♥ こ、こんなの初めて〜っ♥ 『今日も世界で誰かが嘘をついている』