『岩崎史奇のコントな文学』

 『笑い』と『人間』を書いているコント文学作家です!

コントな文学『さわりたい!外道の所業編』

大崎恭子 30歳 OL
平日は仕事に追われ、心をすり減らしながら毎日働いている。


リフレッシュと運動不足解消の為、週末は近所の公園を散歩するのが習慣になっている。


公園は広くて緑も多い。
ジョギングやウォーキングをしている人。
子供を遊ばせに来たり芝生でお弁当を広げてピクニックをしている家族もいる。


その中で最近気になる男の子がいる。
3~4歳位だろうか…
何が気になるのかというと坊主頭なのだ。


マルコメ味噌のキャラクターのような坊主頭。
とにかく可愛い。あの坊主頭にさわりたい。
いつしか公園に来る一番の目的が坊主頭の男の子になっていた。


目の保養だけで毎週楽しんできたが《さわりたい欲求》が抑えられなくなってきた為、怪しまれず決して警察沙汰にならないように坊主頭をさわる作戦を考える事にした。


①坊主頭君の目の前で転びそうになった拍子に触る作戦。
→無理がある為ボツ!


②犬を飼って散歩して犬を近付けさせて仲良くなるキッカケを作る作戦。
→ペット禁止のアパート住まいなのでボツ!


③私も坊主にして「同じ髪型だねっ」て近づく作戦。
→なんでやねん!


最近は帰る度に見合い話を持ちかけてくるから面倒で嫌だけど仕方ない。
実家で飼ってる犬を借りて坊主頭君に近づく作戦にしようかな…
そういえば坊主頭君はいつもお父さんと一緒だけどお母さんはいないのかな?・・・



・・・1年後、私の名字は大崎から綾瀬に変わって綾瀬恭子になった。
実家の犬を使う作戦が成功し、坊主頭君とお父さんと仲良くなり、関係が発展して私は坊主頭君のお母さんになったのだ。
毎日、旦那様に愛され、息子の坊主頭をさわって愛でる幸せな生活を送っています。





綾瀬孝弘 33才 システムエンジニア
3年前、妻に先立たれ4歳になる息子を1人で育てながら生活している。


息子を連れて近所の公園に出かけた際に度々、美人でスタイルの良い女性を見かけた。
どうやら週末の昼間に散歩しに来ているようだ。


「いい女だなぁ…
何とか仲良くなって乳や尻や太ももをさわりたいなぁ…」


気を引く為と仲良くなるきっかけ作りに息子を坊主頭にしてみた。


己の欲求を満たす為に息子を坊主にするという外道の所業を犯してしまったが丸坊主作戦が成功して仲良くなり、その後関係が発展して結婚する運びとなった・・・


毎日頭を撫でて可愛がってくれる新しいお母さんができて息子も喜んでいるし僕は毎晩、妻の乳、尻、太ももをさわりまくって結果的に家族全員が幸せに暮らしています。