『岩崎史奇のコントな文学』

 『笑い』と『人間』を書いているコント文学作家のブログ

『いつか後悔する事は分かっている』

コントな文学『いつか後悔する事は分かっている』


同棲中の彼女は料理ができない。
冷凍、インスタント、レトルト食品だけで満足できるタイプだから、そもそも料理を覚える気も無い。


掃除も片付けもしない。
散らかっていても汚くても気にならないらしく、何なら部屋はある程度散らかってる位の方が落ち着くらしい。


僕は綺麗好きで几帳面で、ちゃんと栄養バランスを考えて作った料理を食べたい人間だ。
だから僕が家事全般を担う形になってしまった。(買い物、洗濯、ゴミ出し含む)


ズボラでだらしない彼女が家事をしてくれる姿はこの先も想像できない。


あまりにも巨乳が好き過ぎる僕。
そして、あまりにも理想的な大きさ(Fカップ)と形をしたの美巨乳の彼女。


いつか後悔する事は分かっている。


分かっているけど・・・


「結婚しよう」


「これからも家事全部やってくれるならいいよ」


僕は彼女の胸の谷間に顔を埋めながら言った。


「はい、これからも家事全部やります」


そしてもう一度、いつか後悔すると思った。